米粉ソムリエ事業

2022年キックオフの新規案件です。コロンビアのコメを通じて食のプロフェッショナルを養成する初の試みであり、当地国立職業学校やコロンビアの魚沼と称されるトリマ県イバゲのコメ農家との協力により生まれました。美容や健康に関心のある中間層の増加、台頭する「ロハス」、「スーパーフード」、「地産地消」といった新しい付加価値、グルテンフリーで栄養価の高い穀物への関心、日本食の痩身効果と憧れ・・・。

加えて、コメ農家に嫁いだ女性達の「家でできる仕事で、社会に居場所がほしい」という言葉にヒントを得て、米粉で新しいムーブメントを巻き起こします。日本の米粉普及指導員のオリジナル製菓レシピ、コロンビア人パティシエ、アナ・マリア・ディアスによる米粉製菓・パン教室、AKARI SASの飲食開業に必要な認証手続きサポートというトライブリット体制で米粉ソムリエを養成します。

日本の製菓技術を用いてコロンビア女性の自立をフォローしていけること。

コメづくりという伝統を守るだけでなく、新しいことに挑戦する充実した時間を、彼女達とともに楽しんでいきます。

インパクト創出までの3カ年計画

初年度(2022年9月~)

入門編

コメ・米粉の魅力を知り、健康面・美容面から自ら楽しむことを目指したジュニア米粉ソムリエ養成(約15人)

二年目

中級編

入門編の知識を以て、それを伝えられるようになる(服装・立ち居振る舞い等のコミュニケーション含む)シニア米粉ソムリエ養成。

三年目

上級編

米粉を通じた人材育成。社会で活躍できるようになる米粉ソムリエプロ。

※レベルアップする毎にマーケティング等の専門知識および米粉製菓技術を学ぶ。

育児中が多い受講生は地方の審議会やPTAに参加する場面が多く、食育の分野で行政とのつながりをもつことも期待できます。数年後、学校給食のメニュー策定や貧困層向け食堂のフードレシピストなど、活躍の場を広げていきます。