コロンビアでのミドリムシ実証試験の機会

クライアントの課題

クライアントのミッションは、コロンビアでミドリムシの現地株を採取して培養し、安価にミドリムシを量産して日本に逆輸入することでした。可能性のある重点エリアとして、コロンビアとインドネシアが候補にあがりました。

クライアントは実験にあたりコロンビアの環境規制への懸念があり、合法的に採取・実証実験を行う手がかりを得る必要がありました。あわせて、技術の試験を行う上で信頼できる現地パートナーを得る必要がありました。

AKARI SASのソリューション

当社は、コロンビアの環境規制・認証制度に関する詳細な現地調査を実施し、管轄する機関(ANLA, 環境省、Corpocesar, Procolombia)との半年にわたる打ち合わせを行いました。

ミドリムシの輸送に関して、その方法と培養するに必要な認証制度について詳細に調べ、合法的であり輸送中にミドリムシの死滅しない方法を突き止めました。

これらを踏まえ、ビジネスモデル前の実証実験に公立セサル大学の理学部を選定し、マッチング後クライアントはMOUを締結、実証実験を開始しました。

インパクト

当社は、公的/民間機関との提携に関するさまざまなオプションをはじめとして、可能性のあるビジネス・パートナーシップ・モデルを提案しました。

クライアントは、プロジェクトの次の段階について協議を始めるために、当社がマッチングしたパートナー候補との話し合いに着手し、2019年無事に実証実験がスタートし、コロンビアへの投資が開始されました。