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経済非常事態宣言が映し出す、コロンビア財政の臨界点新着!!

2025年12月、コロンビア政府は「経済非常事態(Estado de Emergencia Económica)」を宣言しました。これは、国家の経済秩序や財政運営に重大な障害が生じた場合にのみ発動できる憲法上の例外措置で […]

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日本万博が生んだ実利──コロンビア、商談額3,460万ドルの意味と今後の展望

2025年秋に終幕した大阪・関西万博(結局私は行けず・・・)。 コロンビアは「展示の場」を「取引創出の場」へと明確に位置づけた参加国の一つとなりました。政府系輸出・投資促進機関であるProColombiaが主導した同国パ […]

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<コラム>大統領選になると、農業が急に「発見」される不思議

コロンビアに来て、もう4度目の大統領選挙です。 毎回この時期が近づくと、農業が突然「発見」されるかのような錯覚に陥ります。普段は忘れられているのに、選挙前だけ脚光を浴びる。オリンピックイヤーだけ実家に顔を出す親戚のような […]

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グリーン農業ファイナンス コロンビアで加速する“環境×お金”の逆転劇

コロンビアの農業に、静かですが確かな資金の流れの変化が起きています。 環境配慮型の生産者ほど有利な条件で資金を借りられる「グリーン農業ファイナンス」。単なるスローガンではなく、統計がこの潮流の現実味を支えています。 20 […]

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脱カーネーションで花咲くコロンビアの切り花産業

南米コロンビアの切り花産業はこれまで、カーネーション(洋菊に次ぐ代表的切り花品目)を中心に発展してきました。1960~70年代に欧米向けの輸出産業として急成長し、やがて世界的な花輸出国へと飛躍。ところが近年、品種多様化と […]

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コロンビアで揺れるGM作物論争について:伝統と生物多様性をめぐるビジネスの分岐点

コロンビアの農業界では、GM(遺伝子組み換え)作物をめぐる議論が「静かな戦争」のように深刻かつ戦略的に展開しています。これはただの技術導入の是非ではなく、文化、経済、国際競争力、食料主権、生物多様性という複数の軸が交錯し […]

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