はちみつ1トンには最大約1,800万ドルの価値!? コロンビア最新はちみつ輸出事情とは

当地経済紙Agronegocio(2024年6月26日水曜日付)によると、2022年コロンビアは金額ベース3万8900ドル相当のはちみつを輸出し、世界的には第108位にランキングしています。当地で生活していると一般農家が養蜂を始め販売していることは珍しくなく、農家を訪問するとお土産代わりにほぼ必ず持たされる、はちみつ。むしろ南米共通の一村一品活動のお家芸ともいえる製品でどこに行っても「この村でとれたはちみつです」と試食をお願いされることが多々。もちろん大喜びでいただいて、ホットケーキにかけて食べてます。土の滋味が伝わる、なぜかサーターアンダギーが食べたくなる味です(個人の感想)。

それでも一般的なはちみつ生産地域は主に中央部クンディナマルカ県、同ボヤカ県、北西部アンティオキア県とされ、これらの地域が牽引することによって2022年のはちみつ生産量は約3,000トンに達しました(国の輸出品目全体では第948位)。中国のような大国に比べて生産量は控えめですが、輸出自体は増加しており、欧州と北米が主要売り手市場となっています。しかし、まだまだ輸出国としてはマイナーなコロンビア、国際規制に則ったコンタミを防ぐ方法などの課題に直面しています。自己洗浄式のストレーナーや高温対応のろ過機、そして流量の大きいストレーナーと自動ろ過機等の技術はまだ普及していないから。

コロンビア政府とさまざまな団体は、地元の養蜂家を支援するほか、養蜂プロトコールを改善し、世界市場でコロンビア産はちみつをプロモーションするための準備を始めたとか。最新の養蜂技術トレーニング、持続可能性プログラムの開発、国際展示会での広報活動が含まれています。個人的にはせっかくの生物多様性の国、ハヌカハニー等新種の花を使った目新しい密の開発をお願いしたいところ(ていうか、やっちゃう!?)。

ここで世界の潮流をみると、はちみつビジネスは、自然で健康的な製品に対する需要の高まりによって世界中で数十億ドル規模の産業となっています。 2022 年世界のはちみつ市場は約97億9,000万米ドル。、2028 年までの年間複合成長率 CAGR は 6.3% と予測。主要な蜂蜜生産国には中国、トルコ、イラン、米国が含まれ、中国は年間55万トン以上を以て世界の生産量をリードする存在。
さらに、食品、化粧品、製薬業界におけるはちみつの使用は大幅に増加しています。輸出も重要な役割を果たしており、ニュージーランドやオーストラリアなどの国は、高品質で薬効があるとして高く評価されているマヌカハニーを大量に輸出し、日本でもメジャーになりました。
中南米をみると、アルゼンチンは地域最大のはちみつ生産国であり、2022年の生産量は約7万5,000トン(特にパンパ地方のはちみつが有名)。またメキシコも2022年の年間生産量は約6万1,000トンに達し、コロンビアにとっては強敵です。
うーん、調べれば調べるほどコロンビアにしか生息しない花蜜によるはちみつ生産で世界輸出にくいこんでいくのが面白いのでは、と思いますが手間や長期戦を思うと農家さんも腰が重いのかもしれません。「迷ったらアホな方」がモットーの私ですが、一緒にやろうと言われればお手伝いする気は満々。とりあえず、情勢を注視しつつ面白そうな花蜜を見つけたら、声をかけてみようかな。日本からもアドバイスあればよろしくお願いいたします!

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