AKARI SAS×パラグアイ スマート農業案件キックオフへ INCUNA プレインキュベーションプログラム採択に関して

このたび弊社のビジネスアイディアが、パラグアイ国立アスンシオン大学(UNA)新事業創出支援局(INCUNA)**による「プレ・インキュベーション・プログラム」に採択されました。

現在、INCUNAには約50組の起業家が登録されており、弊社もその一員としてビジネスモデルのブラッシュアップと事業化に向けた準備を進めております。

パラグアイの魅力とビジネス環境
パラグアイは、以下のような特徴から、南米における戦略的な投資先として注目されています。

①法人税率の低さ(南米でトップクラスの低さである10%)。
②豊富な水力発電資源による低エネルギーコスト
③周辺国と比べて抑えられた人件費​: 2025年現在2,798,309グアラニー(約370米ドル)
④メルコスール(南米南部共同市場)加盟による、ブラジル・アルゼンチンなどへのアクセス
⑤外資企業への優遇措置や安定したマクロ経済

また今でも日パラグアイ移民協定が生きており(永住権がとりやすい)、人の交流という観点でもポテンシャルの高い国です。

これらの優位性を活かし、弊社はコロンビア・エクアドルなどでの南米ビジネス支援の経験をもとにパラグアイでも地域経済とグローバルビジネスの両立を目指す「Win-Winのスマート農業ビジネスモデル」を構築していきます。

スマート農業 × 加工技術 × 人材育成

パラグアイの農村には、まだ十分に活かされていない可能性があふれています。
たとえば、地域で多く生産される米。主食としての消費が限られるなかで、余剰在庫が出てしまうこともしばしば。
しかしこの米は、日本の技術と組み合わせることで、コメ加工品として新たな命を吹き込むことができます。

「ただの食材」ではなく、「地域の資源」として。
「農業従事者」ではなく、「起業家・職人・挑戦者」として。
私たちはこのプロジェクトを、そんな人と土地の可能性を開く挑戦だと考えています。

  1. スマート農業の導入
    ドローンによるモニタリング、気象・土壌センサー、デジタル営農記録など、
    パラグアイの中小規模農家でも導入可能な適正技術を段階的に取り入れ、農業の効率化と収益性を高めます。
  2. 米粉を軸とした加工・商品開発
    余剰米から作る米粉を原料に、地元の女性グループや若者たちと一緒に、パン・焼き菓子・麺類などの新商品を開発。
    学校給食や観光地向けの販売を通じて、地域の“食”をブランド化します。
  3. 技術移転と人材育成
    日本での研修を通じて製粉・加工技術を学び、現地で実践に落とし込む。
    単なる“教える・教わる”関係ではなく、地域の若者が主体的に地域を変えていく力を育てる。

“人にやさしい農業”の在り方を、パラグアイの地で実現し、南米全体に広げていくことを目指しています。

ご関心のある皆さまへ(個人様・法人)
私たちは、農業と食にまつわる課題解決に挑む多くの仲間を求めています。
パラグアイを起点に、南米の農業というキーワードでコラボレーションしませんか?

ぜひお気軽に、お問い合わせください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です