11/6 グルテンフリーお団子ワークショップ@カリ レポート!!

11月6日、私たちは「グルテンフリーお団子ワークショップ」を開催しました! カリでの開催は初めて。
今回の特別講師は、米国在住(サンフランシスコ)30年、グルテンフリースイーツの研究と発信を続けている えりのさん。コロンビアにはまり、メデジンを中心に計6回訪れて活動されている彼女の登場に、開催前から大きな期待が寄せられていました。
参加費は30,000ペソ(約1,137円)にもかかわらず、告知後すぐに申し込みが殺到し、あっという間に定員に達してしまうほどの人気ぶりで慌てて+5名枠を増やしたほど。当日は、子どもから大人まで、日系人やそうでない方も共通テーマは「お餅はおいしい! どうやって作るの?」ってこと。幅広い参加者が集まり、会場は始まる前からワクワクした雰囲気に包まれていました。

👐 丸める時間はまるでお祭り
ワークショップは粉を混ぜるところからスタート。
「柔らかい!」「これ、粘土みたいで楽しい!」と歓声があがり、会場は一気に和やかに。そうそう、子どもだって簡単にできます。
中がぱかっとわれたら水分がちょうどいい証拠。そして、ウチューバ(食用ほおずき)のサイズにまるめて熱湯にドボン・・・。
その小さな生地をコロコロと丸めていく作業が始まると、子どもたちは夢中で小さな手を動かし、猫ちゃんのサイズにしたり、クリエイティブな時間が続きます。大人も童心に返ったように楽しんでいました。
「大人になってからこんなに夢中になれるなんて!」という声も聞こえ、会場はまるで縁日のような活気。
料理教室というより「体験型のお祭り」。世代や国籍(アメリカ在住のコロンビア人もいたのです)を超えて自然と交流が生まれていたのが、とても印象的でした。
今回のレシピは小麦粉を使わず、当地で調達したお米の粉だけを使用。
「え、本当に小麦なしでこんなにモチモチ?!」と驚く声が続出しました。
茹で上がったお団子のつややかさ、食べた時のしっとりもちもち感に、参加者全員が笑顔に。
私達からは、「お米は単なる主食ではなく、人を笑顔にし文化をつなぐ力を持っている食材なんです」という言葉を。まさにその通り、お米が持つ力をみんなで実感できた瞬間でした。

味くらべメニュー
出来上がったお団子は、トッピングを加えてさらに楽しみます。今回のメニューは7種類!
みたらし団子:甘じょっぱいタレをからめて焼き上げた王道の味。香ばしい香りが広がった瞬間、会場中から「わぁ〜!」と声があがりました。
抹茶ミルク団子:抹茶のほろ苦さとミルクの優しい甘さが絶妙なハーモニー。「カフェスイーツみたい!」「新しいけどすごく美味しい!」と大好評でした。それ以外にもふりかけ、生姜シナモン、変わりだねでゆかりや味噌の甘だれまで。
「同じお団子なのに、味つけでこんなに印象が変わるんだ」と驚きの声も多く、試食タイムは笑顔と会話が止まらない幸せな時間になりました。

このワークショップは、ただの料理教室ではなく「おこめのチカラ」をみんなで体感する場。
グルテンフリーで安心して食べられること。手で丸める楽しさ。多彩な味付けで広がるお米の可能性。
そして何よりも、参加者同士が笑顔でつながる温かい時間。
人気講師えりのさんの導き、そして「おこめのチカラ」によって生まれた奇跡のようなひとときでした。
これからも、こうしたワークショップを通じてお米の魅力を発信し続けたいと思います。
次回もすでに期待の声が寄せられており、今年中にもう一度開催する方向で調整中。どうぞ、第二弾もお楽しみに!