コロンビアのコロナワクチン接種 2回完了率49.2%で進むマスク解除

当地経済紙ポルタフォリオ(2022年6月2日付)によると5月24日時点で約8,400万の新型コロナワクチンが国内で適用され、総人口49.2%が2回接種を完了し、同52%が一回目の接種を完了したことがわかった。当地では4か月空けると次の接種が可能となり、3才~11才にもワクチン接種が推奨されている。地域別ではボジャカ県が総人口あたり65.8%で2回接種を終えており、次点は首都ボゴタ(63.3%)、キンディオ県(59.2%)、サンアンドレス諸島(58.9%)、カサナレ県(56.2%)となっている。ワクチン種別はファイザー製が28.6%、シノバック製が28.4%、モデルナ製が16.75%、アストラゼネカ製が16%、ジョンソンエンドジョンソン製が10.2%である。

当地では4月25日、イバン・ドゥケ大統領が5月1日の時点で総人口の70%以上がワクチン2回接種を完了した自治体では、閉鎖空間でのマスク解除を発表し順次導入されている。5月は全国で1万788人の感染が確認された一方、死亡者は31人にとどまり前月比(77人)からは減少し6,060人が快復した。これに伴い、政府は5月15日から学校のマスク着用義務の解除を発表している。

5月26日までの累計新型コロナウイルス感染者数は610万3,455人であり、死亡者は計13万9,854人。593万4,231人が快復している。

マスク解除は主要自治体で進んでおり、空港や病院を除き、スーパーマーケットや普段の生活でマスク着用している人はほぼ減り、コロナ以前の生活に戻るつつある印象だ。

※日本からの入国ではPCR検査の義務はなく、ワクチン2回接種証明書を入国審査時に提示する。完了していない場合は24時間以内のPCR検査陰性証明書を提示する。

空路で入国する場合、

1. 搭乗24時間前に、Check-Migフォーム(オンライン)で健康状態を登録する。

https://apps.migracioncolombia.gov.co/pre-registro/public/preregistro.jsf

2.搭乗14日以前にワクチン接種を完了したことを示す証明書を提出する。もしくは搭乗72時間以内に行われたPCR検査の陰性証明書を提出するか、搭乗の48時間以前の抗原検査の陰性証明書を提出する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です