コロンビアの花卉部門からみるコロンビア農村女性の就労状況

当地花卉生産者連盟(Asocolflores)によると、約11のコロンビア花卉生産者が10月18日カナダのオンタリオ州で170件のビジネスマッチングに参加した。コロナ以前の経済活動に戻りつつあるコロンビアにとって、花卉は安定したビジネス源となっている。


同部門は2022 年 1 月~8 月期で約 4,800 万米ドルを輸出しており、前年比4.1%増 である。特にカナダは重要な輸出仕向先であり、約57.3% のシェアを占めるほか(第一位米国)、バラ、カーネーション、菊の順でコロンビアの花が好まれている。


コロンビアの花卉産業従事者は国内で約20万人の直接・間接雇用を創出し、農村の居住する女性の 25%が花卉で生計を立てている。収穫した花をきれいに整えて梱包する作業と、次の作付けに備えた種子・球根の準備は女性の手作業が中心だ。一方、薬品にふれたり気温の低い工場での立ち作業が多く、あまり快適な労働環境ではないことも指摘されている。多くの女性たちは、最低賃金かそれより少し高いくらいで働くことを受け入れている。具体的には、安い賃金でも働いて少しでも家計の助けになりたいこと、他の働き口が男性ほど多くないことが理由である。まして非正規雇用が半数を超えるコロンビアにおいて、最低賃金を保証してくれる会社は決して当たり前ではない。


安い賃金で働いてもよいと思う女性が多いこと、彼女たちの生活をよりよくするためにはどうしたらよいのか、経済発展につられず今一度考えてみる必要があるだろう。

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