新たなバナナの害虫種を特定 収量減少の一手となるか

パルミラ市のコロンビア国立大学 (UNAL) でバナナネモグリセンチュウ(線虫)の新種を発見した。

同じ病害虫は植物の根にもぐり込んで根を枯らしてしまう線虫で、土壌中の微生物や有機物を食べる。同大学はブエナベントゥーラで< P. alaucensis> 及び< R. similis >という新種を発見。パルミラの UNAL の分子生物学研究所での分子分析を通じて、線虫である分類学的同一性が確認された。どちらも根腐れの原因となるという。
コロンビアのバナナは約400種類あり、主にアンティオキア県から多く輸出されている。病害虫や雑草の被害により、収穫が皆無になったり、収量が大幅に減少することは国の死活問題でもあり、新たな病害虫の特定により防除の対策に役立てるという。

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