連日の米粉ワークショップ@Mandalavida!

せっかく出張するなら、と翌日1月27日もワークショップを共催することに。今回はもう4回目となるアナマリアのカフェ、Mandalavida(Cra. 2 #7-27, Ibagué, Tolima)が舞台です。彼女との付き合いももう2年近く。友達の知り合い(しかもわりと浅い縁)というひょんな出会いでしたが、今や家族ぐるみで仲良くしてもらい、夜カフェでケーキを食べたり、おかきで試作をしたりと同年代として悩みも打ち明けられる関係に。(このプロジェクトが終わったらほとんどイバゲに来れなくなるけど言いそびれてしまった…)
ここはほぼグルテンフリーでうたっているイバゲ唯一のレストラン。バナナケーキ、ブラウニー、クッキー、事前に予約すればシフォンケーキも食べられます。
アナマリアと今回挑戦するのはジャムサンドクッキーとロールケーキ。参加者は6人のため、ペアで取り組みます。下は10歳から上は60歳以上まで、初対面とは思えないほど和気あいあい。
とてもいい場所なのですが、唯一の難点はカフェのインフラが安定しないこと。アナマリアいわく、何と前日断水というハプニングが。何とか夜20時に復旧したのですが、一歩間違えばキャンセルだったかと思うと冷や汗が(一度彼女とのイベントで似たトラブルがあり前日に中止したトラウマあり)。参加者からはお金も頂戴しているし、絶対に満足してもらいたい!と気合十分。今回は6人中5人が新規でした。アナマリアがコロンビアの抹茶と呼ぶマンベ(アマゾンのコカの葉を焙煎した粉末)のお茶で乾杯してスタート!

このエプロンも、1年前に始めたときに購入したんだっけ。懐かしい! レシピもばっちりです。

まず、とりかかるのはクッキー作り。こちらもバターと砂糖を混ぜ、米粉を入れます。バターは常温で、クッキーの味変は各自自由に。今回は材料がふんだんにあったので、何種類か作ったうち、生地の一部は持ち帰って家で焼いてもいいよというフレキシブルさ(生地は卵がないので2か月持ちます)。参加者の反応を見て、再現性を確保するためにこんな提案をするアナマリア、素敵だなぁと思います。

そして、お次はもっと難しいロールケーキの生地。米粉マイスター資格をもつ私に言わせると、たまごは常温が基本なのですがアナマリアは冷蔵庫で冷やしたたまごがいいとのこと(メレンゲの泡立ち優先)。そうなのか? と思いつつも、彼女の理論に従います。

問題はこのクッキングシート。コロンビアのは特にくっついてしまい生地が失敗しやすいのです(油を敷いても同じ)。今回も3ペアのうち1ペアが破れてしまい、再度作り直すことに。お料理教室としてはありえないのだろうけど、失敗には寛容なコロンビア。全然おっけ~!むしろ失敗作だって味はおいしいことに変わりないのだから、みんなで試食をつまみます。

生地を焼いている間は米粉ピザ。このワークショップの素晴らしいところは適宜休憩を入れて、米粉商品をみんなで試食できるところ。出来上がった頃はおこめのブラウニーも試食し、参加者はみんなお腹いっぱい。

そして、ロールケーキのクリームも泡立て、巻いたところにガネッシュ(カカオクリーム)で飾り付け。上から金粉をかけたり、好みでナッツをパラパラかけたりとセンスが光ります。

クッキーもおいしくできました。ジャムをはさんで、微笑みながら進める楽しいひと時。
Mandalavidaとのイベントはお互い慣れてきたのもあるし、次はあれやろう、これやろうとアイデアがとまりません。そして来るたびに、「初対面の人と一緒に製菓をつくる、みんなで食べる、帰るころには仲良くなるって何て素敵なんだろう」と思います。2日連続のワークショップで明らかに疲れて出向いた私でしたが、終わって帰るころにはもっと元気になってる。またすぐに、イバゲに戻って来れますように! 参加者とは再会を誓ってお開きとなりました

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