2027年度JICA日系社会研修員受入事業「コメバリューチェーン構築」採択のお知らせ

このたび、弊社が提案した「コメバリューチェーン構築」が、2027年度JICA日系社会研修員受入事業の研修コースとして採択されました。

研修は、2027年7月14日(水)から8月13日(金)まで、横浜およびつくばを中心に実施予定です。本研修では、中南米の日系社会から研修員を日本に受け入れ、日本におけるコメの生産、加工、商品開発、流通、販売などについて学びます。

中南米ではコメが広く生産・消費されている一方で、農産物として生産・販売するだけでなく、加工や商品開発、ブランド化などを通じて、さらに付加価値を高めていく余地があります。

日本では、米粉を活用したパン、菓子、麺などの商品開発をはじめ、米ぬかやもみ殻といった副産物もさまざまな用途で利用されています。コメは毎日の食卓を支える身近な農産物であると同時に、加工や技術、アイデアによって、まだ多くの可能性を持つ素材でもあります。

本研修では、こうした日本の事例や技術を実際に見て学びながら、生産から加工、流通、販売までを一つのバリューチェーンとして捉え、「自分の国のコメなら何ができるだろう」と参加者自身が考える機会をつくり、日本の技術や事例をそのまま導入するのではなく、それぞれの国の生産環境、食文化、市場、消費者ニーズなどを踏まえ、各地域に適したコメの高付加価値化や新たなビジネスの可能性を検討していきます。

日本で見つけた一つのアイデアが、中南米で新しい商品や事業につながるかもしれません。生産者と企業の新しい連携が生まれるかもしれません。そして、研修に参加した人が周囲に知識や経験を伝え、地域のコメ産業を担う存在になっていくことも期待しています。

AKARI SASはこれまで、中南米を中心に、日本と海外をつなぐ農業・アグリビジネス分野のプロジェクトに携わってきました。今回の研修でも、これまでの経験やネットワークを活かしながら、日本で得た知識や出会いが、研修員の帰国後の具体的な活動につながるプログラムをつくっていきたいと考えています。

日本で学んだことから、中南米で何が生まれるのか。

2027年の実施に向けて、JICAをはじめ、日本国内の関係機関、企業、生産者の皆様にもご協力いただきながら、参加者にとって新しい可能性を発見し、次の一歩につながる研修となるよう準備を進めてまいります。

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